3, 第3世代のWEB制作環境への実現

2世代目のWEBには様々な問題がありました。

大きくは、制作と運用に関することにあります。

運用をサイトオーナーが行えば、そのWEBサイトは意識的にもサイトオーナーのものになっていきます。逆に、サイトオーナーがWEBを(いち)から作るのは、すでに難しい時代になってきているのも事実です。

つまり第3世代のWEB制作環境とは、



これが理想的なのかもしれません。そしてこれは、

CENTER:3世代目=1世代目のメリット+2世代目のメリット

を表しています。下記に、2つの世代のメリットを並べてみました。

1世代目のメリット

  • WEBページ変更がすぐに出来る。
  • WEB運営の試行錯誤が出来た。
  • WEB運営が商売のノウハウにもつながった。

2世代目のメリット

  • プロのデザイン。美しくまとまったデザインに!
  • WEB制作会社による第3者的な目線。
  • WEB制作会社のノウハウや技術をサイトに反映できる。
  • WEB制作会社によるコンテンツの整理整頓。階層化されて読みやすいサイトにサイトオーナーのWEB担当者に特別な専門知識が不要。本業に近いところに専念。

1年後の満足度を上げる

WEBを作ったのならば、1年後も自社のWEBと胸を張っていえるようにしたい。

WikiPlusの制作で主眼に据えられたのは、この部分でした。

紆余曲折した結果、制作・監修をWEB制作会社(プロ)が行い、編集をサイトオーナーがおこなえば、プロの工数も減り、サイトオーナーの思いもサイトに反映できます。

また、プロでないとできない部分がサイトオーナーがわかれば、サイトオーナーとプロの分業が可能です。

そして、WEBサイトは続けるものです。

続けるということは、サイトに携わる誰かが疲弊する構造で運営を続けることはできません。

WikiPlusで実現できたこと

これらのノウハウや試行錯誤を元に、様々なシステムを検証しました。汎用CMSシステム、汎用ポータルサイト作成システム、汎用ブログシステム等。

結果、汎用Wikiエンジンに商用的要素を加えた(プラス)ものが、サイトオーナーとWEB制作会社(特にWEBデザイナー)の負荷が均一して低いのではないかという考えに至りました。

WikiPlusの主眼は次の三つにあります。

簡単編集

  • サイトオーナーが、特別な技術やツールなしで、簡単にWEBサイトの編集が出来ること
  • WEBデザイナーが、使い慣れたツールで簡単にWEBデザインが出来ること。

即時更新

  • サイトオーナーが、簡単な更新ならばWEB制作会社抜きで、すぐに更新できること。
  • WEBデザイナーが、使い慣れたツールで簡単にWEBデザインの変更が出来ること。

共同作業

  • サイトオーナーが、自分の範疇とプロの領域を、簡単に察することが出来ること。
  • WEBデザイナーが、サイトオーナーとの責任分界点をきちんと決められること。


サイトを無理なく長く続けることができるために、
システムはどのようなものを提供しなくてはならないのか?

WikiPlusはこのようなことを着眼したシステムです。