承認フローの概要
承認フローとは
ウェブページを公開する際に、承認者による承認を必要とする機能です。
承認フローのイメージ
WIKIPLUSの承認フローの特長
グループ単位によるユーザー・承認フロー
- ユーザーとページ(ペイン)はそれぞれ共通のグループに所属し、グループは無制限に作成が可能です。
- グループごとに承認フローを設定できます。また、承認が不要のグループも作成可能です。
- それぞれの承認フローは無制限の多段設定が可能です。複数の承認を必要とすることで、サイトガバナンスを強化することができます。
- ユーザーは複数のグループに所属できるため、複雑な組織体系にも対応します。
- それぞれのグループには、他のグループから承認待ちのページを見られないように設定することができます。他部署への機密情報の漏洩を防ぎます。
ペインごとのグループ設定
- ひとつのページは複数のペインで構成されます。
- ペインごとに所属グループを設定できるため、ひとつのページ内に複数の承認フローが必要なペインを混在することができます。
自動メール通知・コメント機能
- 承認依頼や、承認/却下などのアクションごとに、関係者に自動的にメール通知をします。
- それぞれのアクションではコメントを入力することができます。コメントは通知メールに記載されますので、却下理由や修正点などを周知することが可能です。
グループについて
ページ(ペイン)作成と編集権
ページ(ペイン)の作成と編集は、同一グループに所属するユーザーのみが行うことができます。
※管理者はすべてのページ(ペイン)の作成と編集が可能です。
- グループAに所属するユーザーAとユーザーBは、同じくグループAに所属するページ(ペイン)を作成・編集することができます。
- グループBに所属するユーザーCは、同じグループのページ(ペイン)は作成、編集することができますが、グループが違うページは作成・編集することはできません。グループA・グループBに所属するユーザーDは、それぞれのグループに所属するページ(ペイン)を作成・編集することができます。
グループの継承と変更
- ページ(ペイン)を新規作成すると、そのページ(ペイン)のグループは上位階層のグループを自動的に引き継ぎます。そのため、階層単位による編集権の委譲が可能です。
- ページ(ペイン)が所属するグループは、ユーザーが所属するグループ内で変更することができます(管理者を除く)。
- 最上位のページグループは、管理者のみ設定することができます。
初期グループ
以下のグループが標準で用意されています。
グループID | グループ名 | 説明 | 編集・無効化 |
---|---|---|---|
admins | 管理者 | 管理者用グループです。このグループに所属するユーザーは、すべての機能(FTP接続を除く)を使用することができます。 また、システム管理者はこのグループに所属し、変更することはできません。 | 不可 |
users | 一般ユーザー | 一般ユーザー用グループです。全てのユーザーは標準でこのグループに所属します。管理権限が必要な操作はできません。 | 不可 |
ftp | FTPユーザー | FTP接続を使用するためのグループです。このグループに所属しているユーザーは、FTP接続を行うことができます。 | 可 |
ページ(ペイン)公開までの流れ
承認フローをご利用時の、ページ(ペイン)作成から公開までの流れをご紹介します。
承認フローの例
ここでは、以下ようなの承認フローを持つグループを例としています。
承認プロセス | グループ |
---|---|
申請者(編集者) | 人事課社員 |
承認A(中間承認者) | 人事課マネージャー |
承認B(中間承認者) | 広報部 |
承認C(公開者) | ウェブマスター |
承認申請~公開まで
この承認フローの場合、ページ(ペイン)を公開するまでは以下のプロセスを経る必要があります。
1. 申請 | 「人事課社員」グループに所属するユーザーがページ(ペイン)を作成・編集し、承認申請をします。 |
---|---|
2. 承認A | 「人事部マネージャー」グループに所属するユーザーが、ページ(ペイン)を確認し、承認/却下の判断を下します。 |
3. 承認B | 承認1で承認されたページ(ペイン)を、「広報部」グループに所属するユーザーが、ページ(ペイン)を確認し、承認/却下の判断を下します。 |
4. 承認C | 承認2で承認されたページ(ペイン)を、「ウェブマスター」グループに所属するユーザーが確認し、承認/却下の判断を下します。 |
5. 公開 | 承認3で承認されたページ(ペイン)が公開状態へと移行します。 |